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2020-11-05

この時期、気になるアロマディフューザーの使い方

石垣島もだんだんとひんやりとしてきましたね

かぜやインフルエンザ予防のために、お部屋で精油をアロマディフューザーを使って香らせる方が増えてくる時期なのかなと思います

アロマディフューザーといっても、種類はいろいろ

超音波でお水を入れた容器に精油を滴下して香りを拡散するもの

お水を張った容器に精油を滴下して下からろうそくで温めて拡散するもの

精油のボトルをセットしてそのまま拡散させるもの

いろいろなタイプがありますが、どれも共通してお伝えしているのは

「そんなに、たくさん香らせなくても十分ですよ」

ということです

もしかしたらこの時期、日中ずっとディフューザーを稼働させて香らせている方はいませんか?

感染症予防のために、ご家族のためにと精油を使って空気清浄や免疫力を上げたいという気持ち、私も子供がいるのでよくわかります

ただですね、精油は植物の香りの分子が高濃度に集まったものです

ディフューザーで空気中に拡散した精油の芳香分子を吸い込むことで、体の中でその作用が働きわたしたちの体調や気分に影響が出ます

でも、適量ならよい作用でも、使い方によってはトゥーマッチなことも

ずっと香らせているということは、吸い込み続けていることになるので、臓器がその成分を代謝し続けなくてはなりません

それってからだにとっては負担がかかりそうじゃないですか?

それが高齢者や小さなお子さんなど、代謝機能が成人と比べて未発達だったり弱っている方がいるなら、なおさらですよね

ディフューザーの使用は一日3回くらい

精油を垂らすタイプなら一回につき1~5滴で十分だと私は思っています

あと、適度に換気もしましょう

同じ香りのなかにいるとだんだん感じなくなってくるものです

以前、私の子供が小学校低学年だった時に面談があり

教室に入ったら、かなりペパーミントの香りがしていたことがありました

ちょうど冬で、その担任の先生が子供たちのために、自分で購入された精油を香らせていたようなのです。

せっかく子供たちのためにと、良かれと思ってしてくださったことで、もしものことがあった場合お互いが悲しいですよね

そんな悲しいことが起こらないように、上記の考えをお伝えしたことがありました。

精油の特徴を知ると安全に楽しくアロマテラピーを生活に役立てられるようになりますよ

もう一つ、ディフューザーを使うときに気にしてほしいのがお手入れ

そのまま使用していると、水を使用するタイプはすぐに雑菌がふえますよ~

一日の終わりには、水分を残さず捨てて、ディフューザーをお掃除して使ってくださいね

サロンで使用しているものは、水を入れて拡散させる超音波ディフューザーなので毎回消毒用エタノールで拭き掃除しています

底のほうに残っている精油もきれいに拭き取れますよ

 

 

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